
草野球チームを運営していると、どうしても「お金の話」は避けて通れません。
バットやユニフォームだけでなく、グラウンド代や大会参加費など、意外と色々かかるものです。
でも、安心してください。最初から全部揃える必要はありません。
少しずつ準備すれば、無理なくチーム運営はできます。
チームでかかる主なお金
草野球でかかる費用は大きく6つに分けられます。
僕のチームでは、こんな形でお金を回しています。
- グラウンド使用料
- 試合・大会の参加費
- 審判費用
- 道具代(ボール・バット・防具など)
- ユニフォーム代
- 雑費(飲み物・保険・備品など)
初年度は「最低限のもの」だけでスタート
最初から全部揃えようとすると、かなり高額になります。
例えば10人チームの場合
- ユニフォーム → 15万円前後(個人で購入するため一人1万5千円程度)
- キャッチャー防具 → 2〜5万円
- ヘルメット1個 → 4,000〜5,000円
- チーム用バット2本 → 3〜5万円
- ボールバッグなど → 1〜2万円
さらに、年間20試合を想定するとボールは4ダース必要で、1ダース7,000円なので合計28,000円程度の費用がかかります。
合計 20万円以上 の初期投資。(ユニホームは個人で購入しますが)
僕のチームでは、最初は「最低限のもの」だけ揃えてスタートしました。
バットやヘルメットも少数でOKです。2年目以降に少しずつ買い足しています。
項目ごとの費用(僕のチームの目安)
費用項目 | 初年度(10人想定) | 2年目以降 |
---|---|---|
グラウンド代 | 10万〜20万円 | 10万〜20万円 |
大会参加費 | 1万〜4万円 | 1万〜7万円(出場分だけ) |
審判費用 | 12万〜20万円 | 12万〜20万円 |
道具代 | 10万〜15万円 | 3万〜5万円 |
ユニフォーム代 | 1人1〜2万円 ×人数 | 基本不要(追加分のみ) |
雑費 | 2万〜3万円 | 2万〜3万円 |
合計 | 35万〜55万円+ユニフォーム代 | 25万〜40万円程度 |
初年度はユニフォームと道具代で大きな出費。
2年目以降は固定費中心に落ち着くのが特徴です。
部費と試合ごとの割り勘で無理なく運営
僕のチームでは、年会費として1人13,000円〜15,000円を部費として集めています。
さらに、グラウンド代や審判費用は試合ごとにその日の参加メンバーで割り勘にしています。
例えば、年間20試合を行う場合、1試合あたりの審判代・グラウンド代(場所により金額は大きく変わる)が、1人約700円だとすると、
700円 × 20試合 = 14,000円
部費13,000円と合わせると、年間の総額は約27,000円。
これを1年12ヶ月で割ると、月あたり約2,250円。
となり、年間を通しての負担も無理のない範囲です。
部費と割り勘の仕組みを組み合わせることで、チーム運営はとても現実的になります。
さらに、この部費は忘年会や表彰用の景品にも活用しています。
景品は、 スパイクやバッティンググローブなど実際に試合で使えるもの をプレゼントしています。
- 成績優秀者には景品をプレゼント
- ビンゴ大会でみんなに楽しんでもらえる景品も用意
- チームの楽しみも増え、一体感もアップ
まとめ
僕のチームの場合は、年間で約15万円ほど(部費を集めた分)をベースに、
グラウンド代や審判費用といったその日の試合にかかる費用は、参加メンバーで割り勘しています。
この仕組みなら、無理なく長く続けられますし、初年度の初期投資さえクリアすれば「思ったよりお金がかからないな」と感じられるはずです。
これから野球チームを立ち上げようとしている人も、金額を見て諦める必要はありません。
むしろ「工夫次第でここまで抑えられるんだ」と思ってもらえたら嬉しいです!
草野球は費用以上に、仲間と一緒に楽しめる価値があるスポーツですよ。