【草野球チームの作り方】
二刀流監督が語る「ゼロから始めて5年続けた話」


草野球のチーム、作ってみたいんだけどさ…どうやればいいの?
そんな風に聞かれるようになったのは、僕が草野球チームの監督兼プレイヤー=“二刀流監督”になってからしばらく経った頃のこと。
正直、最初は野球がしたいだけだったんです。
でも気づいたら、メンバー30名、年30試合以上のチームを5年間継続してました。
この記事では、草野球チームを「ゼロから作って、5年続けている」僕の体験をベースに、これから始めたい人に伝えたい“最初の3ステップ”を紹介します。
ステップ①|まずは「チームの目的」を決める
草野球って、ただ野球するだけじゃないんです。
いや、野球をするんだけど、“どんな気持ちでやるか”がチームによって全然違う。
例えば──
- 勝ちにこだわるガチ勢
- とにかく楽しくプレーしたいゆる勢
- 飲み会のために野球するタイプ(いた)
この方向性がバラバラだと、メンバー同士の不満やトラブルの火種になります。
うちは「楽しく、でも手は抜かない」をモットーにしていて、年齢や経験もバラバラです。
その代わり、礼儀と返事だけは徹底。
…って書くと厳しそうに見えるけど、楽しくやってます(笑)
ステップ②|メンバー集めは“正直さ”が命
「チーム作ろう!」と決めた僕が最初にしたのは、友人への声かけ。
でもそれだけじゃ足りない。
そこでSNSや草野球チーム掲示板、LaBOLA、ジモティー、などを駆使して募集しました。
ポイントは、自分たちのチームカラーをちゃんと書くこと。
たとえば…
- ポジションにこだわりません
- 遅刻・ドタキャンはNGです
- 出欠は前日までに連絡ください
こういうことを最初から書いておくと、「思ってたのと違う…」を防げます。
(実際はそれでもいろいろあるけど、それはまた別の話で)
ステップ③|グラウンド確保は“戦(いくさ)”である
チームができても、野球をする場所がないと始まりません。
都市部では市営・区営グラウンドの抽選争いが激しいです。
うちでは「自治体+民間+友人伝手」くらいを使ってます。
さらに、
- Googleカレンダーで共有
- スプレッドシートで出欠管理
- 雨天中止はLINEで即連絡
など、とにかく段取り命!
ちなみに、グラウンドの確保で負け続けると病みます。
でも取れたときの「勝った!」感は、もうちょっとした快感です(笑)
おわりに|楽しいは、つくれる
草野球って、ただバット振って終わりじゃない。
人がいて、お金が動いて、場所を取り合って、気遣いも必要。
それでもやっぱり、自分の作ったチームで野球できるって最高です。
僕が監督としてやってきた5年間の経験を、これからこのブログでシェアしていきます。
運営の工夫も、道具選びも、人間関係も。
次回は「実際に苦労した草野球チームの運営トラブルとその乗り越え方」をお届け予定!